適用範囲
MaxxECU MINI REV10+向け。他リビジョンは専用配線資料が必要です。
機種とハードウェア機能
MINIは高インピーダンス噴射4系統とロジック点火4系統を備えます。内部ワイドバンド、ノック入力、スロットルモータードライバーはありません。順次制御ではHOMEをデジタル入力に割り当てます。
I/Oとドライバーの制限
点火出力は制御信号です。コイルには対応イグナイターの内蔵または適合する外部モジュールが必要です。噴射ドライバーと補助出力の電気方式は別々に確認してください。
| 項目 | 仕様/リビジョン条件 |
|---|---|
| エンジン制御構成 | 順次制御最大4気筒、同時点火(wasted spark)最大8気筒 |
| インジェクター出力 | 高インピーダンス出力4系統 |
| 点火出力 | 5 Vロジック出力4系統 |
| 補助出力 | GPO 4系統 |
| アナログ入力 | 2 × 0–5 V |
| デジタル入力 | Hall入力2系統 |
| トリガー入力/信号 | VR/Hall入力1系統 |
| 吸気管圧力 | 絶対圧400 kPa、海面付近で過給圧約3 bar |
| ワイドバンドLambda | 外部コントローラーが必要 |
| データロギング | 内部8 MB、内部記録≤1000 Hz、PC記録20 Hz |
| ソフトウェア / 通信 | USB経由MTune、CAN拡張 |
| 動作電源電圧 | 8–22 V DC |
| 温度入力 | 専用IAT・CLT入力 |
| 電子スロットル | 電子スロットルモーター出力は非搭載 |
| ノック入力 | ノックセンサー入力は非搭載 |
| CAN通信 | CAN拡張、Bluetoothは非搭載 |
| USB PC記録速度 | 20 Hz、内部記録の上限とは別 |
| トリガー診断 | MTuneにトリガーオシロスコープ・ロガーを搭載 |
| 過給圧制御 | 開ループ/閉ループ、補正マップ付き3段階制御 |
| GPOドライバー定格 | GPO 1–3・GPO 8:各出力2 A |
| 順次制御用HOME入力 | カム/HOMEはデジタル入力1系統を使用、クランクは主トリガー入力を維持 |
電源・センサーアース・シールド
配線図はエンジンアース、センサーアース、トリガーシールドを区別しています。センサーアースを車体アースに接続しないでください。指定どおりシールドを端末処理し、微小信号配線を点火・噴射の電流経路から離してください。
クランク/カムと同期
MTuneで実際のトリガーパターン、センサー形式、信号エッジを選びます。まずクランキング回転数と同期を確認してください。回転数表示だけでは気筒位相や点火基準の正しさは分かりません。トリガースコープとロガーで歯形、極性、信号品質を調べてください。
初回始動前の確認
停止状態で温度、TPS、MAP、電源の値を確認し、出力割り当て、気筒番号、点火順序を照合します。出力試験手順で負荷を確認し、タイミングライトで固定点火時期を検証してから、センサーを記録しつつ短時間の初回始動を行ってください。
参考資料
- MaxxECU — GEN1ピン配列・機種別配線図
- 文書の言語: 英語
- 文書の版: GEN1
- 参照章: MINI 32極、SPORT / RACEコネクター1、RACEコネクター2
- MaxxECU — GEN1クイックガイド・トラブル対処
- 文書の言語: 英語
- 参照章: トリガー同期、出力試験、初回点火、接続診断

